新社会人の資産運用はなにから始めるべき? リスクも踏まえた初任給での投資戦略を徹底解説

新社会人の資産運用はなにから始めるべき? リスクも踏まえた初任給での投資戦略を徹底解説|株式会社イー・トラスト

新NISAやiDeCoといった形で政府が資産運用を推進していることもあり、初任給から積極的な資産運用を考える方が増加しています。しかし、資金的にあまりゆとりのない新社会人が資産運用を始めるにあたって、なにから手を付けるべきか迷っている方も少なくありません。

そこで今回は、新社会人に向けて、資産運用の投資戦略や注意すべきポイントをわかりやすくご紹介します。

新社会人の資産運用で優先すべきこと

新社会人の資産運用で優先すべきこと

将来を考えて、資産運用を始める新社会人は少なくありません。資産運用となると証券会社や投資先の選定に意識がいきがちですが、新社会人の場合は生活も含めて資金管理と確保について考えることが大切です。

新社会人が資産運用で優先すべきことを3点ご紹介します。

生活の節約術を身につける

新社会人がお金に関して取り組むべきなのが、生活費の感覚を身につけることです。初任給も含め、就職したばかりのころは給与の金額が限られます。限られた資金で効率良く資産運用をするためにも、まずは生活にかかる費用を把握しましょう。

把握だけではなく、節約を含めた適切な予算配分も大切です。電気や水道といった光熱費、食事や日用品など、特に無駄遣いをしていなくても生活にはコストがかかります。無理をして切り詰める必要はありませんが、無駄なコストを省く節約術も意識してみてください。

貯蓄を確保して生活を安定させる

資産運用の前に、生活を安定させられる貯蓄を確保することも新社会人にとっては大切です。社会人になると、想定外の支出が発生するケースも少なくありません。友人の結婚式や仕事上の飲み会など、付き合いの幅が広がることも支出が増加する要因です。また、病気などで収入が減ってしまうおそれもあります。

資産運用として一般的な信託や株式といった投資には、リスクがつきものです。資産運用とは別に資金を確保しておかないと、損失がそのまま生活に響いてしまいます。最初は少なくてもかまいませんが、収入のなかから一定額を貯金して生活防衛資金を確保しましょう。

投資は少額で無理のない範囲にとどめる

資産運用を始めるとなると、目標にできるだけ早く到達したいがあまり、つい無理をして資金を注ぎ込みがちです。しかし、運用自体のリスクも踏まえて、手元になくても困らない金額からはじめましょう。

新社会人が資産運用をするうえで、最大の武器は時間です。今後の長い人生のなかで資産を形成していけるため、増やすことばかりを意識して焦る必要はありません。投資は、少額で長期間にわたるほどリスクを抑えられるといわれています。残された時間を最大の武器にして、無理のない範囲でコツコツと続けることを意識してください。

なお、貯蓄の目安は、一般的に収入の30%前後といわれています。収入の30%のなかから、一部を資産運用にまわすイメージではじめてみましょう。たとえば、手取り収入が20万円であれば、6万円ほどが貯蓄の総額です。

新社会人が投資先を選ぶ際のポイント

新社会人が投資先を選ぶ際のポイント

新社会人が資産運用をする際、インターネット上の情報や証券会社の案内のまま投資先を決めるのはおすすめしません。現在の収入、生活費、そして将来設計を考えて慎重に投資判断をしましょう。

新社会人が投資先を選ぶ際に重視すべきポイントをご紹介します。

少額から始められる金融商品を選ぶ

新社会人が投資を始める際は、少額から始められる商品を選ぶことが大切です。わずかな金額でも、継続して長期間運用すれば十分大きな資産になります。少ない収入でも、無理せず継続できる金融商品を選びましょう。

一般的な投資信託であれば1万円程度から始められますし、100円から投資できるサービスもあります。資産を増やすことよりも、投資先の研究や資産運用に慣れることを優先してください。

リターンよりもリスクを重視する

新社会人という若い時期であれば、投資で得られる利益(リターン)の大きさよりも、リスクの低い投資先を選ぶことが大切です。投資にリスクはつきものですが、一般的にリターンの大きな投資ほどリスクも大きくなります。収入が少なく生活基盤が不安定なうちは、資産を増やすことではなく減らさないことに重点をおいた投資判断をしましょう。

新社会人の場合は将来の投資期間がまだ長いため、リターンが少なくても着実な資産形成ができます。また、リスクを抑えておけば万が一損失が発生しても、計画を立て直して取り戻すことも可能です。

ポイント投資も有効活用する

クレジットカードや各種決済サービス、ECサイトなどのポイントを活用した投資方法もあります。投資経験があまりない新社会人でも、自己資金を減らすことなく体験できるためおすすめです。

ただし、すべてのポイントサービスが投資に対応しているわけではないほか、一般的な証券会社のように投資先を自由に選べないこともあります。また、普段利用しないサービスのポイントでは、そもそも投資用のポイントがたまりません。生活のなかでポイントがたまりやすく、投資プランにも納得のいくサービスを選びましょう。

新社会人が投資をするうえで注意すべきポイント

新社会人が投資をするうえで注意すべきポイント

政府が新NISAやiDeCoなどでの資産運用を推進していることもあり、早く投資しなければ損をすると思う方もいるでしょう。しかし、新社会人には、資産運用よりも優先すべきことがあります。また、実際に資産運用を始める際、焦らずに投資判断をすることも大切です。

新社会人が投資を検討する際に注意したいポイントをご紹介します。

3ヶ月分程度の生活資金を確保してから始める

投資をするしないに関わらず、新社会人になったら3ヶ月分程度の生活資金を確保しておくことが大切です。勤務先の会社が倒産や人員整理をする可能性もありますし、転職などを考えるかもしれません。3ヶ月程度の生活費を確保できていれば、急な状況の変化にも慌てずに対応できます。

ただし、収入の限られた新社会人で、一気に3ヶ月分もの生活費を貯蓄するのは大変です。貯金に何年もかかってしまっては、資産運用を始められません。そこで、毎月の貯蓄額の10〜30%程度を目安に、一部を資産運用に充てることを検討してみてください。貯蓄の増加に合わせて運用に充てる割合を増やしていけば、生活費を確保しながら無理なく資産運用を進められます。

新社会人がもっとも優先すべきは自己投資

もっとも低リスクで高いリターンが期待できる投資先は、実は新社会人である自分自身です。社会人経験やスキルが少ない若いうちから自分を磨くことで、将来の収入アップが見込めます。

一般的な投資信託であれば、優秀な商品でも年間の利回りは数%です。しかし、スキルを磨いてキャリアを築いていけば、収入の少ない時期から年収を2〜3割アップさせることも難しくありません。

たとえば、英語を習得して外資系企業や海外で働く、エンジニアのスキルを身につけるなど、自分にできることの範囲を広げましょう。また、誰かに会いに行く、食事をする、国内外の旅行をするといった経験も、人脈の構築や人としての幅を広げるうえで役立ちます。

「資産運用」という言葉に振り回されて極端な節約生活をするのではなく、興味のあることに積極的にお金を使いましょう。一見無駄に思える経験でも、大きなリターンにつながる可能性があります。

長期目線で投資をする

新社会人から資産運用をするのであれば、長期的な視点で投資することが大切です。まだ資産形成ができていないと投資できる資金が限られるため、短期的な値下がりが気になってしまいます。しかし、若いうちに始めれば長い運用期間がとれるため、継続して投資することで損失はカバーできるはずです。

目先の価格に左右されることなく、少なくとも数年~10年スパンでの運用を考えましょう。また、基本的に経済は成長する方向に動くため、長期間投資するほど損失の出るリスクは低くなります。

【まとめ】新社会人の資産運用は投資ありきで組み立てない

【まとめ】新社会人の資産運用は投資ありきで組み立てない

新社会人になったタイミングで、資産運用を考えることは大切です。一方で、会社での仕事や生活に慣れることや、安定した生活基盤の構築など、資産運用よりも優先すべきことはたくさんあります。

また、自己投資が将来の収入やキャリアにつながりやすい点も新社会人の特権です。信託や株式といった投資だけではなく、自己投資もしっかりとおこなってください。

資産運用については、生活資金や自己投資に無理のない範囲で始めることを意識しましょう。長い運用期間のとれる新社会人であれば、わずかな金額ではじめてもしっかりとした資産が形成できるはずです。
まずは毎月の貯蓄から一部を投資に回して、無理のない範囲で資産運用を進めてみてください。
 
 

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