3.生命保険の代わりになる
マンション経営で保険の見直しをする、という選択
「万が一の備え」と「収入」を兼ね備えた保険、それがマンション経営
将来のために準備しておくこととして思い浮かぶことは「貯金」や「保険」が一般的で、いずれも簡単に始められることが特徴です。
しかし、その次に多いのは、実は「不動産」なのです。
自分の身に万が一のことがあった場合や定年退職後の備えとして。
生命保険はそういった万が一の場合に力を発揮する商品です。
しかしマンション経営も、万が一の際に生命保険と同等、それ以上の力を発揮します。
「万が一の備え」と前述した「家賃収入」。
この二つを兼ね備えたものとして、マンション経営は生命保険よりもメリットが多いと言えるでしょう。
では、マンション経営の持つ「万が一の場合に発揮する力」とは・・・
マンション購入時のローンに付随する「団体信用生命保険」
マンションを購入する際にローンを利用すると「団体信用生命保険」(団信)がついてきます。
これはローン契約者の方に死亡などの万一のことが起こった場合、ローンの残高が保険で全額一括で返済されるものです。
残された遺族の方には、ローン返済が完了したマンションという実物資産が残ることになります。
ローンを使ってマンション経営をすることは、生命保険の死亡保険に加入するのと同じ効果がある訳です。
ただし、ローンを退職金などで一括で返済すると、団体信用生命保険は利用できません。
あくまでもローンの残債が保険の対象となります。
団体信用生命保険は、昔は死亡のみが保険金支払いの対象でしたが、現在では高度障害等、対象も広くなってきています。
ローンを利用する際は、多くの場合は団体信用生命保険に加入することが条件となっています。
中には投資用不動産を共働きのご夫婦で一戸ずつ購入して双方が団体信用生命保険に加入し、
夫婦1人のうちどちらかが万が一の際に備えるというケースもあります。
このように「相互」を意識した購入の仕方、ローン・保険の組み方もにわかに浸透しています。
マンション経営への振り替え
同じ生命保険の一種でありながら、どこかまったく別物のようにとらえられがちな団体信用生命保険。
しかしながら、そのメリットは一般の生命保険の領域をカバーして余りあります。
これからマンション経営を始めようということであれば、
「それまで加入していた生命保険を見直して、団体信用生命保険に一本化する」
「保険料を見直して作った余剰分のお金をマンション経営に振り分ける」
といったことを行えば、月々の出費はさらに少なく済ませることができるでしょう。
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