退職金の使い道は、運用しながら考えるが吉

退職金の使い道は、運用しながら考えるが吉|株式会社イー・トラスト

退職金では、ある程度まとまった資金を手にすることになります。長年働いた自分へのご褒美として、あるいは支えてくれた家族に対する感謝を伝えるために使おうと考える人も多いですが、長い老後の生活を考えると散財することもできません。
年金だけでは安定した老後を過ごすことに不安を感じる今の時代、退職金を有効に使うには資産運用を選択肢に入れることが必須です。

退職金をどう使う?

定年を迎えると、平均的に約1500万円が退職金として支給されます。住宅や自動車のローン返済など現実的な支出にあてたり、豪華客船でクルーズなど働いている時にはできなかったことを実現したりなど、使い道はさまざまありますが、実際には老後の生活のために貯蓄をするという人が多くなっています。
老後の生活のために貯蓄をする、というのは一見堅実な方法に見えますが、仮に全額を定年後の生活資金として貯蓄したとしても、毎月15万円を切り崩すとすれば、10年も持ちません。病気や介護など、不測の事態で必要となるお金も増えますから、年金と合わせても満足した生活を送る資金として十分とは言えないのです。

退職金は増やしながら使うべし!

退職金をただ貯蓄して生活のために切り崩していては、資産は減っていく一方です。銀行に預けても利息はすずめの涙ほどもつきません。せっかく運用できる資金があるのに、銀行で眠らせていてはもったいない。長い老後を安心して楽しく過ごすためには、資産を増やしていくことを考える必要があります。
とはいえ、資産を着実に増やすには、自分に合った資産運用の方法を考えることが大切です。上手い話には必ず落とし穴があると言いますが、退職金でまとまったお金が手元にあると、必ず儲かるといった類の話に投資する心理的なハードルが低くなってしまいます。
運用にはさまざまな方法がありますから、自己判断で始めることは避け、プロに相談したりセミナーに足を運んだりして、自分の資金を投じるにふさわしいものを多角的に検討することが大切です。

まとめ

退職金の使い道として、多くの人が老後の生活資金と考えています。ですが、長い老後を過ごすことになった現代では、貯蓄をするだけでは安心できません。退職金というまとまった資産を運用にまわすことで、お金の心配のない楽しい老後を手にできるとよいですね。
 
 

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