リクルートが発表した2017年「住みたい街ランキング」関西版。すでにご覧になった不動産投資家の方も多いでしょう。変わらず上位を独占する街や、最近になってポイントをアップした街などを把握するのに便利なこのランキングから、今大阪で注目すべきエリアを探っていきます。
1.関西住みたい街ランキングTOP10
まずは2017年版の「関西住みたい街ランキング」を、TOP10まで一気に見てみましょう。
1位:西宮北口
2位:梅田
3位:なんば
4位:千里中央
4位:夙川
6位:岡本
7位:神戸三宮
8位:江坂
9位:天王寺
10位:御影
西宮北口と梅田については、去年と変わらず1位と2位。さすがの人気といったところです。一方、「なんば」「千里中央」「夙川」がランクアップという結果になりました。特に「なんば」の3位浮上は、近年での大きなトピックスです。
2.西宮北口に迫る梅田
昨年同様に2位の位置をキープした梅田ですが、ポイントを見てみると不動の王者「西宮北口」に迫る勢いを見せています。グランフロント大阪の存在感や、「うめきた2期」の再開発計画、周辺エリアでのタワーマンション建築などが理由として考えられるでしょう。ちなみに、地価も北区全体では前年比12.1%アップを記録。北梅田に至っては、15%アップという報告があります。
3.人気急上昇!なんばの魅力
ここ2年間で人気が急上昇しているのが「なんば」。外国人観光客の多さに加え、商業地地価上昇率も非常に高い状況にあります。特に道頓堀1丁目37番外については、2017年度の段階で41.3%の地下上昇率を記録。なんと全国で1位です。住宅街の地価も前年から26.18%アップ。まさに、注目度No.1の街と言えるでしょう。
4.注目すべき街はまだまだある!
4位につけた「千里中央」では、駅周辺での再開発が進行中。駅直結の商業施設「イオンSENRITO専門館」やタワーマンション「シエリアタワー千里中央」の建設が進められている他、北大阪急行線の箕面方面延伸計画にも注目が集まっています。
その他にも、9位に登場した「天王寺」では、「天王寺公園エントランスエリア“てんしば”」の誕生や、「天王寺MIO」のリニューアルなどで話題になりました。こちらも、今後注目のエリアになっていきそうです。
5.まとめ
全国的にも注目が集まる大阪。不動産投資の場としてもさまざまなチャンスが転がっていると言って間違いありません。今回ご紹介したエリアはもちろん、今後注目が集まるであろう場所について、リサーチを欠かさないようにしましょう。