不動産投資初心者にとって、物件選びは疑問と不安がつきもの。その中でも、新築にするか中古にするかは、選択における大きな一歩と言えます。
今回は初心者でも始めやすい不動産投資、中古ワンルームのメリットについて説明します。
中古ワンルームで不動産投資を始める理由
一口に不動産投資と言っても、新築や中古、地方や都心、ファミリータイプ、ワンルームなど選択肢はいろいろあります。その中でも、不動産投資の初心者が始めやすいのは「都心の中古ワンルーム」でしょう。
その大きな理由の一つが、新築などに比べて物件の購入価格を抑えることができる点です。不動産投資の特徴に、「投資の“レバレッジ効果”を効かせることができる」というものがあります。レバレッジ効果とは、少ない資金で大きな投資効果を得ることです。
たとえば、自己資金が100万円の場合、都心で不動産投資を始めるのは、かなり特殊な事情でない限り不可能です。しかし、不動産投資は金融機関から融資を受けて行える投資なので、手元に100万円しかなくても1,000万や2,000万の物件に投資することも可能になります。投資の実績がない初心者の場合には、比較的価格の低い中古のワンルームが始めやすいと言えるのです。
中古ワンルームがねらい目!
価格以外にも、中古ワンルームを検討すべき理由があります。中古ワンルームの場合、4~6%の金利で運用できるので、高い投資効率が期待できます。投資用ローンを利用した場合、加入する団体信用生命保険は、万が一、オーナーが事故で亡くなった場合でも家族に無借金のマンションが資産として残ります。
また、サラリーマンオーナーであれば確定申告で節税が可能なので、所得税の還付や住民税の軽減が受けられます。
中古ワンルームを探すポイント
物件探しにおいて、所有する物件の資産価値が高まるポイントは「立地や利便性」です。駅やコンビニが近い、ターミナル駅へのアクセスが便利など、ワンルームに入居する単身者が好む周辺環境や人気エリアに物件があることが望ましいです。
入居者がすぐに集まりやすい物件であれば、金融機関から融資を受ける可能性が高まります。また、立地や利便性の高い物件は資産価値の目減りが少ないため投資向けとして最適なうえ、マンション投資にとって一番避けたい空室リスクを下げることにもつながります。
まとめ
不動産投資初心者におすすめの中古ワンルーム。単身者の入居がメインとなるため、立地と利便性といったポイントは、長期的な運用計画に影響されます。
初めての不動産投資は不安も多いからこそ、気軽に相談できる信頼あるパートナー選びが不動産投資の生命線と言えます。セミナーや個別相談に行ったり、不動産会社から直接話しが聞ける場所に足を運んだりと、最新の情報を収集していきましょう。