不動産投資で成功されている方には、いくつかの共通した点があります。そこで今回は、それを“不動産投資に向いている人の条件”としてご紹介。まだ投資をはじめられていない方や、はじめて間もない方などは、ぜひご一読ください。
ポイント1:コツコツとした努力
不動産投資を行うには学ばなくてはならないことがたくさんあります。また、物件ひとつ購入するのにも、現地調査や投資会社との折衝、売主との交渉など、多くの労力が必要となります。そのため、「マンションを買って一攫千金」というものではありません。あくまで地道に努力を続け、コツコツと投資した物件やその資産を育てていける方が向いています。
ポイント2:行動力と決断力
普段は地道に不動産投資の勉強をしたり、細かな支出管理などをやったりしているにもかかわらず、「ここぞ」という時に素早く決断し行動できる方は不動産投資に向いています。そもそも、優良物件というのはなかなか市場に出るものではありません。のんびり眺めていたら、それに気がついた投資家に先を越されてしまう可能性も十分にあります。そのため、普段から物件情報への感度を高く持ち、じっとそれが現れるのを待つ。そしていざという時には、すぐに決断を下せるような方が成功を握ると言えます。
ポイント3:長期的に物事を考えられる思考
前述の通り、不動産投資はすぐにお金が入るものでありません。ゆっくりと投資分を取り戻していき、損益分岐点を超えたところから、ようやく本当の収入となります。そのため、年単位で物事を考え将来の目標金額に向かい粛々とやるべきことをやれる人でなくては、短絡的な判断で失敗してしまうでしょう。
管理会社など関連業者のサポートも重要
上記で述べた“不動産投資に向いている人”というのは、実はそうそういるものではありません。特に初心者の方の場合、学ぶことや決めることが多く、じっくりと投資に向き合うのも容易ではないでしょう。そのため、適切なアドバイスをくれる管理会社といった関連業者のサポートこそが、スタート時には重要です。
まとめ
このように、はじめから不動産投資に向いているという人は稀です。誰もが経験則の中でコツコツと行動することの大事さや、判断・行動力の重要性を身に着け、不動産投資家へとなっていくものです。「自分には投資だなんて大それたものは…」と思われている方であっても、素質は十分にあるのかもしれません。