マンション経営のメリットはいろいろありますが、資産形成と節税が同時に図れることも大きなメリットです。家賃収入で生活をより豊かにすることもできれば、不動産投資による節税効果で相続や贈与を有利に進めることも可能です。
このコラムでは不動産投資の魅力について、資産形成、節税という両面から解説していきます。
なが~い老後に備えるには不動産投資がピッタリ
人生の三大支出と呼ばれているものに「住居費」「教育費」「老後費」があります。どれも大事な支出ですが、とりわけ気になるのが老後費かもしれません。“人生80年”とも言われる現代ですが、“長生き=幸福”とは限りません。長い老後を乗り切るための資金が何より重要です。
とくに定年退職後で収入が途絶えてしまうと、それまでの預貯金を切り崩して暮らしていかなければなりません。それに年金支給だけでは豊かな老後は送れないでしょう。余裕のある老後のためには、早い段階からマンション経営を始めるのが得策。サラリーマンをしながら給与の補助的な収入を狙い、マンション経営を行えばいいのです。
家賃収入だけじゃない! 不動産投資で得られる利益って?
不動産投資、マンション経営の優れた点のひとつは、不労所得が得られるということ。マンションの入居者から毎月、決まった家賃が入るので、オーナーは安定した収入を得ることができます。もちろん家賃収入だけでなく、物件を安く買ってそれを高く売り差益を得るといったことも可能です。またマンションの一室を自宅として活用すれば家賃の節約にもなり、家計にとって大きな助けとなります。
こうして計画的に蓄財していくことで、老後資金の形成も確かなものになります。もちろん定年退職後でも、家賃収入などの不労所得があれば趣味やライフワークを楽しみながら、理想的な暮らしを送ることができるはずです
不動産投資が預金や株よりも節税に強いワケ
「マンション経営に必須の“確定申告”ってなに?」でもご説明した通り、マンション経営により家賃収入を得た場合は確定申告を行うことになります。ローンの利息や減価償却費、税金が控除の対象になるので、結果的に所得税や住民税を低く抑えられます。
しかし、不動産投資が節税に強いと言われるのはこうした側面だけではありません。その最たるものは、やはり相続税対策です。なぜなら投資用の不動産は、現金や有価証券とは違って相続税評価額が低く算定されるからです。
まとめ
時代の様相がますます不透明さを増している今日。それだけに生活防衛や老後のための資産形成という観点からも、不動産投資は有効な手法と言えます。20代や30代の若いうちから不動産投資を始めれば、人生設計はより盤石なものとなるでしょう。